お撮みカメラ日記

カメラと写真のちょっとした記録。

#20 2022年の初めをM10と

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Leica M10 + Nikon NIKKOR-H・C 5cm F2

2022年が始まって2週間。テレビの正月特番も気付けば終わり、平凡な日々がやってきました。昨年の年末年始は31日が仕事納め、1日に仕事始めというスケジュールでしたが、今年は一般的な正月休みとなりました。職が変わったことで休みも大きく変わったのです。まあ、年末年始が出勤でも楽しい仕事だったので、何とも思っていませんでしたが(笑)。

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Leica M10 + Nikon NIKKOR-H・C 5cm F2

さて、今年最初の撮影は『Leica M10』に『Nikon NIKKOR-H・C 5cm F2』の組み合わせ。『Leica summar L50mm F2』とは違うコントラストの高い描写が撮影していて楽しいですね。

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Leica M10 + Nikon NIKKOR-H・C 5cm F2

向かったのは渋谷。行くたびに姿が変わっている街で、工事の音がしない日はいつ訪れるのかと思ってしまいます。

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Leica M10 + Nikon NIKKOR-H・C 5cm F2

この道には何があったのかと考えてしまうほどの大規模な開発現場。足場のシートにはビルの影ができていますが、そのビル以上の建物を建築しているというのが少し寂しく感じました。

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Leica M10 + Nikon NIKKOR-H・C 5cm F2

 

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Leica M10 + Nikon NIKKOR-H・C 5cm F2

 

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Leica M10 + Nikon NIKKOR-H・C 5cm F2

雲1つない青空を背景に、公園の時計台を撮影。『M10』の好きなところに、青の発色があります。クリアで透明感があるという感じでしょうか。素直に綺麗だなと感じる色味です。

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Leica M10 + Nikon NIKKOR-H・C 5cm F2

公園ではまばらでしたが人の姿がありました。普段の渋谷には、人が集まり過ぎている気もしますが…(笑)

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Leica M10 + Nikon NIKKOR-H・C 5cm F2

 

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Leica M10 + Nikon NIKKOR-H・C 5cm F2

人の後ろ姿はついつい撮りたくなってしまいます。背中から漂う哀愁が好きです。

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Leica M10 + Nikon NIKKOR-H・C 5cm F2

 

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Leica M10 + Nikon NIKKOR-H・C 5cm F2

そんなこんなで初撮りは終了。時間を気にせず、ぶらぶら歩いて撮影するのはいい気分転換になります。今年はどれくらいスナップ撮影ができるのでしょうか。コロナが再び猛威を振るっているようですし、計画を立てにくい状況が続きそうです。

そして、今年の目標は、去年よりも撮影をし展示を行うこと。それとダイエット。外出できるか否かが問題ですね…少ない機会でも、しっかり結果が残せるように頑張ります。

それではまた。

 

インスタグラムでは、今回撮影した写真のモノクロバージョンを投稿中です。また、過去の作品も多数投稿しているので是非ご覧ください。フォローもよろしくお願いいたします!

https://www.instagram.com/yas.ao

#19 GR飯2021

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RICOH GR III

2021年も残り2日。今年最後のブログは「GR飯2021」にしました。今年は何を食べたのか、外食時に撮影したごはんを振り返ってみたいと思います。外食としましたが、最初の1枚は家で食べたレトルト。何故か撮りたくなってしまったカレーでした。

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RICOH GR III

ごはんを撮るのに便利なのが『RICOH GR III』。レンズ交換式のカメラでは仰々しく、撮影するのをためらうシーンでもサックっと撮ることができます。勿論、スナップシューターとして有名なカメラですが、スマホ以上に鮮明に料理の写真を撮りたいという方にもオススメでしょう。

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RICOH GR III

新潟県の湯沢高原にあるイタリアンレストラン「アルピナ」のチーズニョッキ。

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RICOH GR III

上野のオイスターバー「オイスターテーブル 上野さくらテラス店」の生牡蠣。

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RICOH GR III

表参道の中華料理屋「 青山 蓬莱」のチャーハン(五目チャーハンだったと思います)。

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RICOH GR III

銀座のビアレストラン「キリンシティプラス東京銀座店」の黒カリー煮込みハンバーグ。

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RICOH GR III

神保町のカレー屋「スパイスキッチンお茶の水支店」のバターチキンカレー。以前、ブログに掲載したエッグカレーもこのカレー屋さんです。

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RICOH GR III

長野県のエイブル白馬五竜スキー場「展望レストラン Alps360」の熟成三元豚のカツカレー。

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RICOH GR III

同じく「展望レストラン Alps360」のフライドポテト。ゲレンデのレストランで食べるポテトは格別に感じます。

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RICOH GR III

東京駅地下のラーメンストリートにある煮干しらーめん専門店「玉(ぎょく)」の味玉濃厚とろりそば。

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RICOH GR III

秋葉原のラーメン屋「ばんから」のばんから(ラーメン)。

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RICOH GR III

西新宿のラーメン屋「新高揚」のぱいくーめん。日替わりメニューです。量がとても多いので、がっつり食べたい日はオススメですね。

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RICOH GR III

最後はデザートをご紹介。

こちらは先ほどの中華屋「 青山 蓬莱」の杏仁豆腐。

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RICOH GR III

千駄木にあるスリランカ料理のお店「Ayubovan!」のアイスクリームとココナッツキトゥルがけ。コーヒーセットでいただきました。

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RICOH GR III

料理の写真は撮っていたけれど、料理名までちゃんとメモしていなかったので、うろ覚えなものあり申し訳ないです…ただ、どれも美味しかったことには間違いありませんので(笑)

初めて生牡蠣を食べたのですが、特に臭みもなく濃厚な牡蠣の味がしてハマる気持ちがわかりました。個人的には牡蠣は昆布締めが1番です。そして、カレーとラーメンが多い…まあ、家で食べるごはんとは少し違ったものや、よりこだわった料理となるとそうなりますよね。

コロナにより、オリンピック過ぎまでは緊急事態宣言が続いた2021年。あまり外食はしなかったのですが、行くとなるとしっかり食べたいものを選んでいた気がします。秋冬は多少外出する機会も増えましたが、撮影に熱中していると食事をしないことが多いのでごはんの写真は少なめでした。

さて、来年はどんな年になるのでしょうか(するのか)。『Nikon Z9』は予約したのですが、予約開始日から遅れてしたため、発売日には届きませんでした…来年のいつ頃、手元に来るのか全く予想できませんが、到着したらしばらくは『Z9』のみでの撮影になるでしょう。ロードマップにあるコンパクトな400mmの登場も気になるところです。そして、ニコンのカメラだけでなく、『Leica M10』でも撮影をしたし『OLYMPUS OM-2』も使いたい。写真展も今年以上にしたいですし、やりたいことだらけですね(笑)。そして、ブログものんびり書いていければと思います。ぜひ2022年もよろしくお願いいたします。

それではまた。

#18 Nikon NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR Sと雪景色

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

なかなか思うように撮影ができず、12月も3分の1が終わってしまいました。今年こそはと言っていた事のどれだけが達成できたのでしょう。年末が近づくと、いつもその様なことを考えてしまいます。

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Nikon NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

さて、今回は長野県の白馬に行ってきました。機材は『Nikon Z6』に『Nikon NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S』。完全に定番の組み合わせとなっています。それだけこのマイクロレンズが使いやすいということです。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

白馬に行くのは今回が初めて。1泊2日の日程で初日は朝からスキー。スキーは小学生の頃にしたのを最後に、もう15年以上もしていませんでした。そんなにブランクがあってできるのかと思いましたが、案外滑れるもので転倒することなく終えられました。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

 

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

1日目は悪天候。高原のゲレンデでは吹雪と、荒れた天気でした。時々、10m先すら見えない状況になりながらも、なんとかゴンドラの駅まで滑るなど初心者には辛いこともありましたが(笑)。しかし、2日目は昨日の天気はなんだったのかと言わんばかりの快晴。やっと撮影をすることができました。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

ゲレンデ付近を散策しながらのんびりと撮影。いいなと思った被写体との距離感は105mmがしっくりきます。マイクロレンズですが、中望遠レンズとしても十分に使用可能なAF速度、描写性能を備えているので万能レンズと言っても過言ではないでしょう。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

なぜか見るとテンションの上がる氷柱。自分が雪国出身ではないからなんですかね。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

 

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

雪景色の中に大きな家があると『ホーム・アローン』を連想してしまいます。この季節になると見たくなる映画です。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

雪と土がせめぎ合っているような写真。ゲレンデは大雪で土は見えませんでしたが、山の麓まで下りてくると雪が残っている方が少ないくらいでした。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

さらに歩いていると駅を見つけました。人の姿は全くなく、とても静かな雰囲気。時刻表を見てみると次の電車まで約1時間と、東京の埋め尽くされた時刻表がいかに慌ただしいのかを実感させられました。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

今回のベストショットはこの1枚。駅に忘れられた2本の傘が夕日に照らされているシーンでした。ビニール傘ではなく、おしゃれな傘であったから印象的になったのだと思います。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

あまり寄って撮影していないなと思った矢先に見つけたものがこの錆でした。錆びたものって見つけると、まじまじと観察してしまいます。年季が入ったものに惹かれるという方は多いのではないでしょうか。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

 

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

日も完全に落ち、日陰の寒さが一段と厳しいものに。橋から山々を撮影したのですが、橋の下を流れている川の冷気が凄まじく、数分でギブアップしました…

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

雪を満喫した2日間。スキーをするためにモンベルで色々と買い揃えたのですが、意外と予算がかかってしまいました。冬用の装備もある程度できたので、今度は撮影メインで雪国に行ってみたいですね。

そして、ニコンから12月24日のクリスマスイブに『Nikon Z9』が発売されることとなりました。私は予約開始後、1週間遅れで予約…手元に届いていないのにも関わらず、今年買ってよかったもの2021の第1位になるんですかね(笑)。『Z9』が到着してからも、縦グリ一体型のカメラが収納できるカメラバッグを新調したり、レンズが欲しかったりと散財は止まらなさそうです。

今年中にもう1本はブログを書きたいと思っています。何を書くかはお楽しみに。

それではまた。

#17 Carl Zeiss C Biogon T 35mm F2.8 ZM

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Leica M10 + Carl Zeiss C Biogon T 35mm F2.8 ZM

Leica M10』を購入した時、使用できるレンズは50mmと90mmだけでした。広角レンズが欲しいなと思いつつも、お財布はボディで精一杯。『Leica ズミクロン M35mm F2.0 ASPH.』は将来的リストに入れ、手頃でシャープな写りの35mmレンズを探しました。

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Carl Zeiss C Biogon T 35mm F2.8 ZM

そして選ばれたのは『Carl Zeiss C Biogon T 35mm F2.8 ZM』。開放絞りがF2.8と単焦点レンズとしては少し暗いと思われてしまうスペックですが、その代わりにコンパクトなのが嬉しいポイントです。気軽にスナップ撮影するには大きさと軽さは意外と重要。レンジファインダーで瞬間的にピントを合わせるために絞っていることも多いので、この開放絞りでもあまり問題はないでしょう。

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Leica M10 + Carl Zeiss C Biogon T 35mm F2.8 ZM

今回は新潟県の越後湯沢に行って来た際に撮影した写真。このレンズを装着して散歩に出掛けることは何度かあったのですが、思ったような写真が撮れていませんでした。『M10』にまだ慣れてないからなのか、35mmの画角が広いからなのか、とにかくしっくり来てない感じ。撮影していけば、自然と使えるようになるでしょう…

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Leica M10 + Carl Zeiss C Biogon T 35mm F2.8 ZM

まずは湯沢の街を散策。湯沢には何度かスキーをしに来たことがありましたが、それももう10年くらい前の話。スキーシーズン以外で来たのは初めてのような気もします。

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Leica M10 + Carl Zeiss C Biogon T 35mm F2.8 ZM

のどかな温泉街を歩き、ゴンドラの駅へ。高原でスキーをしていた時と変わっていませんでした。時間もあったので、ゴンドラに乗って高原に行ってみることにしました。

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Leica M10 + Carl Zeiss C Biogon T 35mm F2.8 ZM

上まで登ると、広角レンズで良かったと思える風景が広がっていました。雪は山脈の頂上付近のみ。この辺りは針葉樹が多いのか、紅葉している木々は少なめでした。まだ時期が早いのかもしれませんが。

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Leica M10 + Carl Zeiss C Biogon T 35mm F2.8 ZM

 

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Leica M10 + Carl Zeiss C Biogon T 35mm F2.8 ZM

バリカンで刈られた頭のようになっている山。一目でスキー場だとわかりますね。雪景色と違って、鬱蒼とした木々の中にスキー場があるという印象を強く感じます。

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Leica M10 + Carl Zeiss C Biogon T 35mm F2.8 ZM

高原は想像していたよりも寒く、ダウンを持って来れば良かったと後悔しました。風が強かったのも想定外。歩き回ってみましたが結局寒く、レストランでコーヒーを飲んで温まりました。

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Leica M10 + Carl Zeiss C Biogon T 35mm F2.8 ZM

斜面にぽつんと置かれたソファー。何故こんな所にといった感じでした。山々を背景に自撮りの動画を撮るのには良さそうとも思いましたが、散策している人々に見られるのは恥ずかしそうです。

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Leica M10 + Carl Zeiss C Biogon T 35mm F2.8 ZM

 

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Leica M10 + Carl Zeiss C Biogon T 35mm F2.8 ZM

高原の散策を終え、再び街を歩くことに。変わらない風景だなと思っていましたが、昔は無かった足湯ができていました。タオルを持っていなかったので今回は浸かりませんでしたが、次回訪れた際には利用してみたいです。

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Leica M10 + Carl Zeiss C Biogon T 35mm F2.8 ZM

 

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Leica M10 + Carl Zeiss C Biogon T 35mm F2.8 ZM

紅葉したように赤くなった紫陽花。紫陽花は来年咲かせるために、咲き終わる前に選定してしまうことが多いのですが、そのままの越しておくと緑や赤に色が変わります。枯れかけの紫陽花も味があり、私は好きです。

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Leica M10 + Carl Zeiss C Biogon T 35mm F2.8 ZM

 

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Leica M10 + Carl Zeiss C Biogon T 35mm F2.8 ZM

都会の騒がしさから解放され、少しリフレッシュできた湯沢。人も少なく、のんびりと過ごすことができました。念のため50mmのレンズも持っていましたが、今回は35mmに少しでも慣れたい思いが強かったのでレンズ交換はなし。50mmで撮影していればもっといい写真が撮れたかどうかはわかりませんが、最近はなるだけ1つの機材で粘るようにしています。色々な機材を持って行けば、臨機応変に対応しやすいのですが、逆にどれを使うか迷いが生じ、撮影に集中できていない気がします。気軽に撮影を楽しむには最低限の機材で出掛けるのが良さそうです。

コロナの感染状況が落ち着き始めましたが、まだマスク無しや大人数での撮影会・飲み会は難しいでしょう。以前のように友人らと集まって、写真やカメラの話をしながらお酒を飲める日はもう少しお預けですかね。

それではまた。

#16 Nikon NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S

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Nikon Z6 + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S

紅葉を撮りに行きたいということで日光の湯ノ湖に行ってきました。深夜に出発し、日の出前に現地に到着。あいにくの小雨でしたが、何とか撮影することができました。

※写真はiPhoneの画面で綺麗に見えるような明るさになっています。プリントすると丁度良いんですけどね…

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Nikon NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S

今回は、ニコンZマウントの大三元レンズの1本、『Nikon NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S』のみで撮影を行いました。まだ、このレンズ単体でブログを書いていませんでしたし。『Nikon Z TELECONVERTER TC-2.0x』も持っているのですが、それはまた機会を作り、書ければと思います。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S

段々辺りが明るくなり、木々の様子が肉眼でも分かるようになってきました。湯ノ湖に来るのは人生で2回目。以前来たのはもう少し寒くなった時期だったので、もう少し色付いた景色が見えたのですが、今回はまだ緑が多い印象でした。元々、針葉樹が多いのは分かっていたのですが、まだ早かったかしら…

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Nikon Z6 + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S

 

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Nikon Z6 + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S

夜が明け、三脚がなくても十分撮影ができるように。パラパラと降っていた雨も止んだので、湖畔を散策することにしました。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S

岸辺には手漕ぎボートが浮かんでおり、波に揺られ船同士がぶつかり、カタカタ、コトコトと音を立てていました。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S

そして、ボートの側に並べられた無数のオール。開放絞りで撮影しても、ピント面は非常にシャープですね。開放絞りでは若干の周辺減光がありますが、アンダーな雰囲気にしたい時は寧ろ良いスパイスになります。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S

シダ植物は好きな被写体で、見つければついつい撮ってしまいます。また、今回は雨も降っていたこともあり、湿っているのがいいですね。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S

赤く染まった落ち葉。光の反射で若干青紫色になっているのが印象的でした。アンダー気味に撮ることで、冷たさが出たのではないでしょうか。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S

 

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Nikon Z6 + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S

 

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Nikon Z6 + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S

森を散策していると、苔や木の根などの形状が目に留まります。普段見慣れていない質感や形状だからなのでしょうか。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S

最後は湯滝を見に。こちらは『marumi マグネットホルダー M100』に『marumi 角形フィルター 100x100 ND16』を付け、撮影しました。角型フィルターのシステムを本格的に使いたいなと思いつつも、なかなか上手くいっていないのが歯痒いです。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S

早朝からの撮影は楽しい時間でした。普段から早起きすれば、朝に散歩しながら撮影も楽しめるのかなと思うと、生活習慣を見直した方が良いでしょうか。撮影機材の話をすると、『NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S』は解像感やボケなど様々な点において素晴らしいレンズですね。個人的には標準ズームレンズよりも使う頻度が多そうです。そして、『Nikon Z9』や『Nikon NIKKOR Z 100-400mm F4.5-5.6 VR S』、『Nikon NIKKOR Z 24-120mm F4 S』が発表・予約が開始されカメラ界隈はかなり盛り上がっているようです。『Z9』は買う予定ではありますが、買えても来年ですかね…早く使いたいですが、貯金ができないと難しいですから。購入したら、『Z9』のブログも書きたいと思います。

それではまた。

#15 Nikon NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S を持って植物園へ

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

10月になると、今年ももう終わりかと思うようになってきます。夏のジメっとした湿気が消え、乾燥し始めた空気になったり、カレンダーを確認した時の月が2桁になっているという気付きなどで時間の経過を感じます。今年は後者で実感することが多いですかね。暑かったり、涼しかったりとムラのあるのが今年の秋。そんな空気はカラッとしているが、日差しはまだ厳しいという日に植物園へ行ってきました。

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Nikon NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

今回の機材は『Nikon Z6』と『Nikon NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S』。『NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S』は今年の6月25日に発売されたマイクロレンズ。つい最近購入したような気もしますが、もう3ヶ月経過しているんですね。あまり撮影に持ち出せていないのもそう感じる要因かもしれません。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

10月上旬はダリアが見頃。様々な品種のダリアが咲いており、撮り甲斐がありました。色や形状の違いが大きいので、それぞれの品種でどう撮ろうかと迷います。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

基本的にマクロ撮影となるとF8~14くらいまで絞って撮影することが多いのですが、背景をぼかしたい時は開放で撮ったりもします。しかし、ダリアは立体感のある花。上手くF値をコントロールしないとピント面が薄くなりすぎて、どこにピントがあるのかわからなくなってしまいます。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

 

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

ダリアの撮影を終え、温室に移動。天井からぶら下がるようにして咲いている赤い花。触ったらモコモコとした柔らかい触感なのだろうかと想像しつつ、逆光で撮影してみました。毛のような繊維の1本1本がしっかりと描写されているのがわかりますね。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

こちらは、ラッパのような形をした大きな花。日が当たっている側面の質感に目が留まりました。覗き込むようなトンネル構図での撮影です。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

ハイビスカスのしべにピントを合わせて撮影した1枚。AFでもしっかり狙った場所に合うので、気楽に撮影を楽しめます。Fマウントのマイクロレンズと比較しても描写・AF性能など素晴らしい成長具合なのではないでしょうか。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

こちらはハイビスカスの花弁。浮き出た花脈が印象的だったので、平面で捉えました。『Z6』でこの描写力ですから、『Nikon Z7 II』や高画素機と噂されている『Nikon Z9』ではより驚かされるのでしょう。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

 

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

 

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

温室を後にし、最後は秋薔薇を撮影しました。今回、ダリアは明るいイメージで撮影したので、薔薇は暗いイメージに。

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Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

薔薇はまだ咲き始めということで、ちらほらと咲いているだけでしたが、十分に楽しめました。

ニコンキヤノンがミラーレスに力を入れるようになり、レフ機用のレンズがどんどんディスコンになっていくという状況。Fマウントから写真を始めた身として、寂しく感じる部分もありますが、それ以上にZマウントの描写性能には感動させられているのも事実です。新製品が出る度に選択肢が増え、楽しみが湧き出てくるのもポジティブなことでしょう。『Z9』の背面液晶が3軸チルトという情報だけで喜べてますし(笑)。

そろそろ紅葉の季節。今度は秋らしさのある写真を撮りに行きたいですね。

それではまた。

 

以前書いた『NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S』のブログもぜひご覧ください↓

yas-photo.hatenablog.com

#14 RICOH GR III モノクロday

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RICOH GR III

昨日2021年10月1日、『RICOH GR III』の兄弟機となる『RICOH GR IIIx』が発売されました。噂などがなく、製品発表がサプライズで行われたので非常に驚きました。35㎜判換算で40㎜相当という焦点距離は正直羨ましいです。

今回はそんな新製品の発売もあり、『GR III』でスナップ撮影したいなと思った次第です。以前書いた『GR III』のブログではカラー写真の作例を中心にカメラについてなど色々語りましたが、今回はモノクロだけで撮影してみました。

以前書いた『GR III』のブログはこちら↓

yas-photo.hatenablog.com

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RICOH GR III

今回のブログ唯一のカラーはカメラの物撮り。『GR III』は、スナップ撮影をすることが増え、気軽に持ち歩けるカメラが欲しくなり購入したコンデジです。ちなみに、この『GR III』は特別な「Street Edition」です。そして、お気に入りの革鞄工房が作っている赤色のストラップを付けています。

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RICOH GR III

設定で「粒状感」を2にして撮影した1枚。モノクロだと若干ザラザラした方が心地良く感じます。個人的にはPanasonicのカメラの粒状感が自然で好みなのですが、『GR III』も悪くないですね。

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RICOH GR III

影から浮かび上がるように見える木の枝。モノクロ写真=白と黒の2色の世界というわけではありません。その2色の中間色である灰色をどのように写すかによって表現が大きく変わります。

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RICOH GR III

私は、白黒ハッキリ分かれたものよりも中間色のグラデーションが豊かなモノクロ写真が好みです。被写体によってはバイナリーの表現が合うものもあるので、臨機応変に変えていますが。

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RICOH GR III

 

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RICOH GR III

『GR III』の焦点距離は35㎜判換算で28㎜相当。その広角をあまり活かしていない写真が多いという自覚があります。花のマクロ撮影ばかりを行って来たので、被写体に寄って切り取るという癖が付いてしまったようです。その癖を直すべきなのか否か、どちらが正しいのか分かりませんが、画面の広がりを意識した撮影をすることも偶には必要なのかなと思ったりしています。

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RICOH GR III

今回の撮影で1番気に入っている写真。あえて中央から主題をずらしたことで、硬くなり過ぎない自然な感じになったのではないでしょうか。

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RICOH GR III

 

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RICOH GR III

林には彼岸花が咲いていました。群生している場所に行って思う存分撮影したいと思っていますが、結局行けていないのが現実。

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RICOH GR III

 

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RICOH GR III

群生はしていなかったものの、散策をしているとあちらこちらに咲いていました。暫く上から撮っていましたが、絵に変化が見られなかったので、下からあおったりなど様々な角度で撮影してみたり。コンパクトで機動力のあるカメラだと、気楽に撮れるのでいいですね。

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RICOH GR III

 

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RICOH GR III

『GR III』は常に持ち歩くことでその力を発揮するカメラだと思います。スマホの上位互換として、オールラウンダーとして活躍させたいのであれば、やはり35㎜判換算で28㎜相当の焦点距離は便利。人間の視野に近い画角にこだわるのであれば『GR IIIx』なんでしょうかね。そして、私には『GR IIIx』の方が合っている気がしています。できれば2台持ちしたいところです(笑)。

スナップは発見が多く、撮影してして飽きることがないのですが、上達しているのかと不安になることも。まだまだ訪れたことのない場所が日本にも山ほど。私らしい作品集が作れるよう、これからも『GR III』と共に撮り続けて行きたいですね。

それではまた。