お撮みカメラ日記

カメラと写真のちょっとした記録。

#15 Nikon NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S を持って植物園へ

f:id:Yas_photo:20211010154952j:plain

Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

10月になると、今年ももう終わりかと思うようになってきます。夏のジメっとした湿気が消え、乾燥し始めた空気になったり、カレンダーを確認した時の月が2桁になっているという気付きなどで時間の経過を感じます。今年は後者で実感することが多いですかね。暑かったり、涼しかったりとムラのあるのが今年の秋。そんな空気はカラッとしているが、日差しはまだ厳しいという日に植物園へ行ってきました。

f:id:Yas_photo:20211010155038j:plain

Nikon NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

今回の機材は『Nikon Z6』と『Nikon NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S』。『NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S』は今年の6月25日に発売されたマイクロレンズ。つい最近購入したような気もしますが、もう3ヶ月経過しているんですね。あまり撮影に持ち出せていないのもそう感じる要因かもしれません。

f:id:Yas_photo:20211010155112j:plain

Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

10月上旬はダリアが見頃。様々な品種のダリアが咲いており、撮り甲斐がありました。色や形状の違いが大きいので、それぞれの品種でどう撮ろうかと迷います。

f:id:Yas_photo:20211010155133j:plain

Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

基本的にマクロ撮影となるとF8~14くらいまで絞って撮影することが多いのですが、背景をぼかしたい時は開放で撮ったりもします。しかし、ダリアは立体感のある花。上手くF値をコントロールしないとピント面が薄くなりすぎて、どこにピントがあるのかわからなくなってしまいます。

f:id:Yas_photo:20211010155205j:plain

Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

 

f:id:Yas_photo:20211010155237j:plain

Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

ダリアの撮影を終え、温室に移動。天井からぶら下がるようにして咲いている赤い花。触ったらモコモコとした柔らかい触感なのだろうかと想像しつつ、逆光で撮影してみました。毛のような繊維の1本1本がしっかりと描写されているのがわかりますね。

f:id:Yas_photo:20211010155256j:plain

Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

こちらは、ラッパのような形をした大きな花。日が当たっている側面の質感に目が留まりました。覗き込むようなトンネル構図での撮影です。

f:id:Yas_photo:20211010155332j:plain

Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

ハイビスカスのしべにピントを合わせて撮影した1枚。AFでもしっかり狙った場所に合うので、気楽に撮影を楽しめます。Fマウントのマイクロレンズと比較しても描写・AF性能など素晴らしい成長具合なのではないでしょうか。

f:id:Yas_photo:20211010155355j:plain

Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

こちらはハイビスカスの花弁。浮き出た花脈が印象的だったので、平面で捉えました。『Z6』でこの描写力ですから、『Nikon Z7 II』や高画素機と噂されている『Nikon Z9』ではより驚かされるのでしょう。

f:id:Yas_photo:20211010155420j:plain

Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

 

f:id:Yas_photo:20211010155444j:plain

Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

 

f:id:Yas_photo:20211010155506j:plain

Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

温室を後にし、最後は秋薔薇を撮影しました。今回、ダリアは明るいイメージで撮影したので、薔薇は暗いイメージに。

f:id:Yas_photo:20211010155527j:plain

Nikon Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

薔薇はまだ咲き始めということで、ちらほらと咲いているだけでしたが、十分に楽しめました。

ニコンキヤノンがミラーレスに力を入れるようになり、レフ機用のレンズがどんどんディスコンになっていくという状況。Fマウントから写真を始めた身として、寂しく感じる部分もありますが、それ以上にZマウントの描写性能には感動させられているのも事実です。新製品が出る度に選択肢が増え、楽しみが湧き出てくるのもポジティブなことでしょう。『Z9』の背面液晶が3軸チルトという情報だけで喜べてますし(笑)。

そろそろ紅葉の季節。今度は秋らしさのある写真を撮りに行きたいですね。

それではまた。

 

以前書いた『NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S』のブログもぜひご覧ください↓

yas-photo.hatenablog.com