都内の河津桜が咲き始めたという情報を見て、週末に公園に出かけました。桜を撮るというよりも狙いはメジロ。去年のこの時期には持っていなかったレンズがあるので、野鳥撮影に挑戦です。
今回の機材は『Nikon Z9』に『Nikon NIKKOR Z 800mm F6.3 VR S』。これまで、航空祭やモータースポーツの撮影で活躍した超望遠レンズは野鳥撮影にも威力を発揮します。PFレンズのおかげで軽量化されたことで、手持ち撮影でも十分に扱えるのが最大のメリットでしょう。
去年、何気なく散歩していた際、河津桜にメジロが来ていたのでおそらくいるだろうとその公園に行ってみると、案の定いました。
黄緑色の羽と桜のピンク色は合いますね。冬の彩度の低い雰囲気から春の鮮やかなイメージへと変化するその象徴のような気がします。
上の写真を拡大してみました。羽毛の1本1本がしっかり描写されていて驚きました。ここまで写ることを知ってしまうと、今後の撮影ではかなりピントを意識してしまいますね。
花にくちばしを突っ込む姿。想定していたよりも多くのメジロがいて撮り甲斐がありました。
また、桜の周りには多くの人がいましたが、メジロが逃げることはありませんでした。人慣れしているのでしょうか。
今回は被写体認識を利用してみました。しっかりメジロの目を認識し、追従していました。ファームウェアのアップデートの影響もあるのでしょうか、以前は被写体認識だとバチピン率が少し低いように感じていましたが、今回はそんなことはありませんでした。あって良かったと感じましたね。
1番背景がボケたのはこのカットでした。右上の枝が気になるのが少し残念ですが。瞬発力が求められる撮影だと、背景への注意が散漫になってしまうのは改善しなければ。
最後はお尻をこちらに見せるメジロ。1時間も居ませんでしたが、かなり良さげな写真を撮ることができた感触です。高速連写で撮影するのも久しぶりだったのでそれも快感でした。
気付けば春の兆しが見えている東京。あっという間に暖かくなるのでしょう。スナップ撮影も楽しみです。
それではまた。
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