気付けば冬らしい気温になった東京。クリスマス、年末とイベント事が多くなる時期です。と言っても特段予定のない私。いつも通りスナップ撮影に出掛けました。
さて、今回の機材は『Nikon Z30』と『Nikon NIKKOR Z 40mm F2』。この組み合わせ、結構コンパクトで楽しいのではと思っています。『Z30』はAPS-Cサイズのセンサーなので、焦点距離は60mmに。『Nikon AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8 G ED』をよく使っていた身としては馴染み深い焦点距離です。
今回の撮影はクリエイティブピクチャーコントロールの「トイ」を適用度50%にして撮影してみました。街スナップでクリエイティブピクチャーコントロールはとても楽しい要素なので、ぜひ遊んで欲しいです。
紅葉した街路樹。『NIKKOR Z 40mm F2』の最短撮影距離は0.29m。APS-Cサイズのセンサーだとボケにくいと思われがちですが、最短撮影距離で開放絞りにすればこの写真のように写ります。
寒色だとしっとりした雰囲気に。冬の寒さと寂しさが感じられる写真になりました。
駐車場の番号は結構見てしまいがちです。ちょうど近くに立っていた人を入れてアクセントに。
秋葉原の歩行者天国。道路の真ん中に落ちたイチョウの葉を見つけました。ローアングルからの1枚です。
この日は光の具合がとても好みでした。クリエイティブピクチャーコントロールによる味付けと相まって良い雰囲気の写真になったと思います。
日が暮れた東京に出現したのは光り輝くコロナビールのタワー。居酒屋などの飲み屋街は多くの人で賑わっていました。年末年始の忘年会シーズンですからね。
イルミネーションの玉ボケを存分に写した1枚。拡大してみると年輪ボケになっているのがわかりますが、そこまで気にしなくてもよさそうな感じですかね。重箱の隅をつつくような評価をするレンズではないですし。
この時期、ショーウィンドウは撮り甲斐があります。また、街中にはクリスマスツリーが飾られているので様々な飾り付けを楽しむことができます。
コンパクトで身軽な『Z30』と『NIKKOR Z 40mm F2』の組み合わせ。35mm換算で60mmとちょっと注目した焦点距離でスナップ撮影したいという方にはオススメです。持ち歩いていて楽しいセットだと思います。また、『NIKKOR Z 40mm F2』は解放絞りと絞った時では描写が異なるオールドレンズのような1本。それでいてAFが使えるというのは素晴らしいのではないでしょうか。
フルサイズの大きいカメラは持ち歩けないけど、ちゃんとした画質で撮りたいという時に最適な『Z30』。今後も出番は多そうです。
それではまた。
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