『Nikon Z9』のブログ後編。今回は『Nikon NIKKOR Z 800mm F6.3 VR S』で撮影した写真をメインに『Nikon NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S』でも数カット撮影した写真をご紹介します。
↓前編はこちらからどうぞ。
さて、『NIKKOR Z 800mm F6.3 VR S』の重さは約2385gで、『Z9』は約1340g。この組み合わせで約3725gになります。普通に考えれば重いと言われても仕方ありませんが、800mmという焦点距離のシステムとしては相当軽いでしょう。実際、片手でひょいと持ち上げることができますから。
『NIKKOR Z 800mm F6.3 VR S』で撮影したのは航空機。羽田イノベーションシティに行ってみました。旅客機の撮影はこれで3回目くらいで、まだまだ手探り状態でした。
かなりの頻度で離陸と着陸が行われており、想定していたよりも忙しい撮影でした。ただ、機材の総重量が4kgないのに救われました。カメラを構える→撮る→カメラをおろすの動作を繰り返してましたが、疲労が溜まることはありませんでした。また、30秒くらい構えていても腕がプルプルして構図が決まらないということもなかったです。機材が軽いって素晴らしいなと実感しました。
焦点距離が800mmもあると、「あの飛んでいるのは何だ?」とEVFを覗くだけでも面白くなってきます。AFもサクサク動くのでストレスなく楽しめます。
縦位置も安定感があり、構図に集中することができました。『Nikon Z6』の時は多少苦労しましたね(笑)。
しばらく撮影を楽しんでいると、小型機が離陸してきました。現像をしながら、航空祭で戦闘機などを撮影するのが楽しみになった1枚です。
航空機が真上に近づくと、画面が胴体部分で一杯に。メカメカしい部分がこれほど大きく撮れるのに感動しました。また、窓からこちらを見ている人の顔も写っているのがわかります。
最後は尾翼をピンポイントに撮影した写真。飛んでいてもここまでフレーミングできるとは思っていませんでした。
そして、『NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S』で撮影した写真をちょこっとだけ。『NIKKOR Z 800mm F6.3 VR S』と比較すると、こちらの方が解像力があるように感じました。このレンズ、購入してから描写に不満を持ったことがないかもしれません。よく写るイメージが強いですね。
こちらの写真も、奥に写っている橋のワイヤーや鉄骨までシャープに描写されています。
いかがだったでしょうか。もう少しレパートリーがあればより良かったのかもしれませんが、超望遠レンズは使用する場面が限られるので、似た写真が多くなってしまいます。まあ、『Z9』と『NIKKOR Z 800mm F6.3 VR S』が揃ったので、色々な撮影が捗ることでしょう。
『Z9』はメカシャッターがないのでショット数を気にする必要がありません。まだまだ撮影したいものが山ほどあるので、ガンガン撮影を楽しみたいと思います。
それではまた。
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