今日から2022年のゴールデンウィークが始まるという方も多いのではないでしょうか。私もその一人です。ただ、どこか遠くに旅行へということもないので、撮影にでも行こうかなと思っています。
最近は『Leica M10』での撮影にハマっており、『Nikon Z6』は物撮りくらいしか出番がありませんでした。たまには『Z6』も使ってあげねばと、マウントアダプターを使ってオールドレンズの作例でも撮ってみることにしました。
今回選んだレンズは『OLYMPUS OM 50mm F3.5 MC Macro』。使用しているマウントアダプターは『RAYQUAL マウントアダプター オリンパスOMレンズ/ニコンZボディ』です。
レンズのスペックは、レンズ構成4群5枚、最短撮影距離が0.23m、最大撮影倍率0.5倍の重量200gといったところ。開放絞りはF3.5なのでめちゃくちゃ明るいという感じではありません。
このレンズは『OLYMPUS OM 50mm F2 MC Macro』の廉価版とされていますが、非常にコンパクトで撮影しやすいのが良いんです。オールドレンズと言っても、現代的な写りで、シャープでコントラストが高い印象。この写真は開放絞りで撮影しましたが、葉の葉脈がはっきりと写っていますね。
ボケは騒がしく硬い感じですが、マクロレンズなのでボケを気にして撮影することはあまりないでしょう。
開放絞りから比較的シャープな描写でしたが、さらに絞ると画面全体がパキッとします。『Z6』のセンサーの性能によるところもあるかもしれませんが。
流石に感動するような立体感はありませんでした。ライカレンズの浮き上がるような感覚は素晴らしいんだなと思ってしまいました。
前ボケは普通。素直な描写のレンズだなと撮りながら感じました。
被写体にグッと近付いて、背景を遠くにすればしっかりと立体感を生み出せます。まだオリオンビールのお酒は飲んだことはありませんが、ビールが飲みたくなりました。今度、買ってみようと思います。
喫茶店でパンケーキを食べて休憩。標準で小型のマクロレンズはこういう時に便利です。邪魔になることなく料理を撮れるので。
『OM 50mm F3.5 MC Macro』いかがだったでしょうか。コンパクトな標準マクロレンズなので、スナップ用としておすすめな1本です。OMレンズは他にも持っていますが、どれもオールドレンズらしくないシャープな描写が印象的です(私の所持しているレンズが、そういう傾向なだけかもしれません)。ただ、ハイライト部分は滲んでしまうこともあります。まあ、マウントアダプターで遊ぶという感じですから、その辺は味を堪能するということで。
オールドレンズとして、ミラーレス一眼に装着して楽しむのもいいのですが、フィルムで撮れるうちはフィルムカメラで楽しむべきなのかと思うこともあります。作例を撮るにしても、できればフィルムでやりたいなと撮影しながら感じています。まだまだオールドレンズはあるので、どこかで挑戦したいですね。
それではまた。
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