約1ヶ月ぶりの撮影メインでの外出。毎週末、撮影に出掛けていた頃がとても懐かしく感じます。
今回の機材は『Leica M10』+『Leica Summarit M75mm F2.5』。前々回のブログでも紹介した組み合わせですが、まだ3回ほどしか使えてません…もっと撮影したいという強い気持ちと共に持ち出しました。
開放絞りでのピント合わせは、まだ時間がかかってしまいます。静止しているものを撮る時はじっくりピントを合わせればいいのですが、動体はそうもいきません。ボケとピント、どちらを取るのか葛藤しながらの撮影です。
ステッカーの貼られたバイク。シールは不思議なもので、貼るまではもったいなくて躊躇するのですが、貼ってしまうとその貼ったものに愛着が湧くですよね。
浅草のシンボルとも言える雷門の大提灯。金属の光沢感が気に入った1枚です。記念撮影をする人は多いのですが、じっくりと観察している人は僅か。細かいところを見るのも楽しいぞーと思ったりします。
境内を進むと、柑橘系の果物が生った木がありました。宝蔵門をそのまま撮っても代わり映えしないので、背景に。開放絞りF2.5ですが、立体感を感じられますね。
五重塔は縦で撮影。75mmにもなると画面一杯になり、迫力を感じられます。
煙をどう撮ろうか模索し、逆光が撮りやすいことに気が付きました。煙を浴びようとしている人と、煙の動きが良い感じで合う瞬間はなかなか現れず、しばらく撮影していました。
池には錦鯉が。橋の上に人が来ると水面に上がってきて、口をパクパクさせるようです。
浅草寺を離れ墨田川へ。ここに来るのも、昨年書いた『Nikon NIKKOR-H・C 5cm F2』のブログ用の撮影以来となりました。
着物姿で写真を撮っている人も。浅草寺でも、着物姿でカメラを持っている人が多かった印象です。「写真はスマホでいい」という意見が多くなったと感じる今、カメラを持つという意味はかなり大きいのではないでしょうか。個人的に、人生でカメラを持っていて良かったという瞬間は多いと思っています。逆に、持っていれば…と後悔したくはないですからね。
逆光で影になっている電車。『M10』で撮りたいものとして、電車のある風景があります。電車が主題ではありますが、風景の中に電車があるというイメージ。江ノ電や秩父鉄道など、撮ってみたいです。
そして、今回のベストショットはこちら。夕日に照らされたカモメです。何羽も手すりに連なっていたのですが、粘っていると1羽だけになり、画面がスッキリしました。開放絞りで撮影したので周辺減光がかなり出ています。これを活かすために1羽になるのを待っていたわけです。
隅田川を渡り、押上の方に向かって歩いていると、1本だけ梅の木がありました。高い位置にしか花が咲いていなかったので、75mmでも引き気味に。これはこれでまとめられたかと思います。
スカイツリーの下に着く頃には日も落ち、暗くなり始めました。オレンジ色に染まっているスカイツリーの金属感が良く感じられます。
黄昏の光に照らされたビルをシルエットにしてみたり。このカットを撮り、撮影を終えました。
スナップ撮影で行きたい所は山ほどあります。そして、まだまだ理想と現実が離れており、思うようなカットが少ない状況。こればかりはMFの練習や多くの写真を観る必要がありそうです。『M10』をどこまで使いこなせるか、焦らず確実に自分のものにしていきたいですね。
それではまた。
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